注意点としましては、 RDB コレクタを起動した以降のデータを取得しますので、古いデータに関してはRDBコレクタは収集を行いません。

また、RDBに接続してデータを取得する際に、RDB側にもタイムスタンプのカラムが必須になっております。必要に応じてタイムスタンプのカラムを追加してご利用いただけますと幸いです。

RDBへのデータの確認は毎秒行い、指定したタイムスタンプのカラム内の値が現在時刻より5秒以内のデータであれば、取得対象とする仕様となっております。

RDB エミッタからRDBへのデータ登録は、別のデバイス上で動作するRDBに対しても可能です。

例えば、ラズパイ上でSpeeDBee Synapseが動作していて、 Windows11でRDBが動作している環境があった場合、ポートの開放やネットワークの設定が適切にされていれば、ラズパイ上のRDB エミッタ からWindows11上のRDBに、データを登録することが可能となっております。

RDBエミッタは起動時の時刻以降のデータを出力します。

RDBエミッタが起動していない間にコレクタが取得したデータは、RDBに送出されなくなってしまうため、データの欠損を防ぎたい場合は、コレクタの出力ポートでデータの永続化設定を行ってください。

また、 SynapseとRDB間の通信障害などが発生した際にも、データ欠損が発生しないように、RDBへの登録対象となるコレクタの出力ポートで、データの永続化設定を行ってください。

RDBエミッタ、RDBコレクタとも2025年7月時点で、ご利用いただく事が可能です。

Synapse Sync CSVは、Pythonコードで書かれています。

したがってユーザ様にてソースコードを修正して、丸め処理の単位や桁数を変更したり、四捨五入以外に切上げ、切り捨てにすることもできます。

また設定画面もJSON形式で画面を自動作成しておりますので、こちらも自由にカスタマイズできます。

もちろん弊社がソフト開発会社として、 Synapse Sync CSVをお客様のご希望仕様にカスタマイズして、受託案件としてご提供することもできます。

またSynapseの開発パートナー様でも同様のサービスを行っております。

結論はできます。SynapseSync Excelでは、コレクタのデータをどのシートのどのセル位置に取り込むかという設定があります。ここでPLC１はシートAのセル位置B2～取込、PLC２はシートBのセル位置B2から取込みと設定して、同機能を同時に動かすことができます。

またデータ取得の処理はマルチスレッドで行っているので、それぞれ独立した処理で、Excelのシート上にデータを取り込みます。あとはExcelの機能でシートAとシートBのデータを取り込んだトレンドグラフや、稼働状況などのダッシュボードを自由に作ることができます。

このようにSynapseSync Excelは、皆さんが便利にご利用いただけるExcelを製造現場のデータ収集、集計、帳票化、ダッシュボード化に使えるようになった画期的なアドインアプリになります。

現在、弊社で動作確認できているExcelは　Windows11上の以下のバージョンになります。

・Excel2019、Excel2021、Excel2024、Excel365　

しかしながら　お客様のパソコン環境で、インストールが出来ない場合などは、弊社サポートセンターまで、ご報告願います。その際にはお客様のパソコン環境や、Excelバージョンなどの情報を添えて、ご報告願います。

SpeeDBee Synapseの提供する全てのコンポーネントが対象となり、

コレクタ、エミッタのほかに、シリアライザ、ロジック、アクション、ユーザが開発したカスタムコンポーネントが制御できます。また現在の機能は曜日と時刻での制御になりますが、コンポーネントの起動・停止の専用APIを利用することで、カレンダーなどの外部のアプリケーションに　Synapseの起動や停止などの制御を組み込むこともできます。コンポーネントの起動・停止の専用APIはマニュアルの、“ 5.2 制御プログラムとの連携”を参考に願います。

結論はできます。

こちらは間欠制御の設定画面に、開始時刻と終了時刻を設定できます。

この開始時刻と設定時刻を、たとえば8時から20時まで稼働。

そして、インターバールを30分の1800秒と設定することで、30分間隔で、登録したコレクタなどが30分起動、30分停止、30分起動といった形で8時から20時まで間欠動作します。

サポートに関しては、現在ユーザ様向けに公開している保守サイト、「スピードビーシナプスインサイト」での　FAQを充実させてまいります。

このFAQ以外でサポートが必要な場合は、ライセンスのご購入者様は、初年度は、技術サポートが受けられる、PSサービスにご加入いただいております。

こちらのサービスを使って頂き、サポート対応いたします。

PSサービスでサポートを利用する際は、メールでのお問い合わせとなります。

メールタイトルの末尾にライセンスキー発行時に一緒にご提供している、サポートIDを記載して、お問い合わせ願います。

たとえば　メールタイトルに、質問内容、（サポートID）のように　記載をお願いします。

SpeeDBee Synapseは、定期的に機能強化を目的としたマイナーバージョンアップを行っています。

SynapseSync シリーズも、ソフト本体の機能強化に伴い、機能を大幅に強化したVersion2を計画しているものもあります。

もちろんPythonベースでソースコードを公開している製品などは、無償版としてVersion1として継続する予定です。有償化に関しては、製品の便利さ、市場競争力、サポート負荷などを十分に検討した上で、無償・有償を決定する予定です。

SynapseSyncシリーズをダウンロードした際に、無償ツール_ソフトウェア使用許諾規約が同梱されています。

この規約の第2条（使用条件）に、本ソフトウェアの譲渡、再配布、貸与（たいよ）、販売を禁止する。

本ソフトウェアの商用利用を禁止し、開発用途に限定する。　とあります。

したがって　本SynapseSyncシリーズを使ったシステムの販売、あるいは工場などでの横展開などでの利用をご希望される方は、弊社営業もしくはSynapse販売店のご担当者様にご相談をお願いいたします。

Synapseの設定メニューから「カスタムコンポーネント」→「パッケージ」タブを開き、SynapseSyncのパッケージファイルを追加するだけで登録完了です。

依存モジュールがある場合は、各マニュアルに記載がありますので、該当のモジュールを「依存モジュールタブ」から追加してください。

また、依存モジュールの追加につきましては、パッケージファイルの登録の際に、自動的に追加される仕組みを検討しておりますので、今後のSpeeDBee Synapseのアップデートにもご期待ください。

指定のネットワーク内での機器の自動探索を迅速に行うため、現在はポート番号の固定を行っており、また、変数の自動取得の機能があるため、あらかじめ仕様が決まっている機器に対してご利用いただけるようになっております。

現在はオムロン社製のNXシリーズで、Ethernet/IPに対応している機器にのみ、PLCコレクタ生成の機能として対応させていただいております。

SynapseSyncシリーズは、SpeeDBee Synapse保守サイト：SpeeDBee Synapse insightからダウンロード可能です。

最新版（Ver.2）は SpeeDBee Synapse Ver.4.9.5以降で動作確認済みで、RDBコレクタ／エミッタ、スケジュールトリガ、CSVシリアライザ、信号灯制御など複数のコンポーネントを提供しています。

なお、会員サイトにご登録いただいている保守ユーザー様は、アクティベーションキーを設定することで、2時間の稼働制限を解除することができます。

SynapseSyncは、RDBや信号灯、スケジュール制御、CSV出力、Excel連携など、現場で頻繁に求められる機能をノーコードで実現します。

開発コストの削減や導入リードタイムの短縮が可能になり、PoCから本格運用までをスムーズに進められます。

実際に保守サイトにあるファイルを見て頂いて、どういった機能を持ったコンポーネントがあるか、一度ご確認いただけますと幸いです。

特に「現場で試しながら、改善したい」お客様に好評です。